生徒の声


2012年国際高校生シンポジウム(於韓国ハナ高校)参加者の声 


【3期生:丹羽慶太】英語でディスカッションができるのは当たり前で、議論中自分が納得するまで相手の意見に食らいつく。そんな雰囲気が当たり前のこのシンポジウムで自分が気づけたのは、自分自身の貪欲さの欠如、そして「もっとレベルの高い中に飛び込んで、色んな事を学びたい!」という自分自身の思いです。プログラムを通じてできた沢山の友人、自分自身で気づくことができた自分の弱点、思い。全てが、私にとって自分の生き方を変えてくれるかけがえのない財産です。それを授けてくれたこのシンポジウムに感謝。最高に楽しい夏でした!

 

 

【2期生:梅原進吾】二回目の参加となった今回のシンポジウムでは自分が一年間でどれだけ成長できたかを知ることができました。明らかに去年より良いプレゼンテーションができたと思います。ただ、シンガポールのグループは中学生だったにもかかわらず素晴らしいプレゼンテーションをしていて、世界の壁はまだまだ高いと感じました。文化交流では各国のパフォーマンスを見ただけでなく市街散策を行うことができたので、各国の文化と一緒に生の韓国が満喫できたと思います。総じて、素晴らしい経験をわずか一週間足らずの期間で得ることができました。


【4期生:五十嵐浩彰】このシンポジウムに参加していた学生はほとんどが僕たちと同年代の高校生、つまり、僕たちが将来日本人として他国と競争をしていく上で実際に競い、戦っていかなくてはいけない人たちでした。はっきり言って、このままでは勝てる気がしません。基本的な思考力、時事や国際的な知識、プレゼンの力など、どれ一つをとっても今の僕では足元にも及ばないほどハイレベルです。このシンポジウムはアジアの国々の状態を如実に表している縮図だと感じました。危機的な日本、パワフルな他国を自分の目で見ることができてよかったと思います。自分が今までどれだけ狭い世界を見ていたのか、自分がどれだけ無力な状態なのか思い知らされました。これからは日本の戦力となれるように自分を鍛えていきたいと思います。

【4期生:丹羽悠斗】この5日間は僕にとって刺激的すぎました。 何もかもが新鮮で、本当に楽しくて仕方がありませんでした。しかしそれと同時に自分のレベルがいかに低いのかということも痛感しました。自分の新たな目標もでき、本当に良い経験になったと思います。

 

 


 


  


日中青年会議参加者の声


 Awesome SJYC!! 【3期生 河越泰希】

今回参加した日中青年会議(Sino-Japan Youth Conference)では、日本・北京・上海・香港などからそれぞれ約15名ずつ中学生・高校生が日中関係とぞれぞれの文化に対する理解や、建設的な未来をつくる対話の重要性を考えることなどを目的として集まりました。会議では様々な信頼関係構築のためのディスカッションやロールプレイなどをが実施されました。

この会議に参加するにあたり、僕がとても興味のあったことは、主に中国や香港の生徒はどのように歴史を学んで、日本や日本人についてどのような感情をいだいているのだろうか、ということです。会議に参加する前にできれば読んでおくとよいとされる推薦図書のなかには、小林よしのり氏のマンガがあり、「中国の人はひどいことをする民族だ!」とか「南京虐殺はなかった!」などといったことが約300ページにもわたって書かれており、僕はそういう意見を生まれてはじめてよんだので、非常にショッキングだったことを覚えています。僕の地元は鳥取県にあり、広島県に近いということもあるので、小学校では、原爆はほんとうに恐ろしいものなのだという教育が非常に熱心にされてきて、原爆に対する恐怖心はほかの地域の生徒よりもはるかに大きいものとなりました。(ちなみに修学旅行は広島県にいき、原爆ドームの見学をしました。)ぼくはそういう情報も発信したいなとも思っていました。小学校の歴史の授業では僕たちは日本と中国の間の戦争や侵略のことについては、いたってニュートラルな感じで習った記憶があります。しかし、いろんな本を手にとってみると、中国の小学校ではそのような教育方法ではなくて、反日感情が生まれるようなことを教師はちいさいころから教え込むのだ、というようなことも書かれています。そんなことを鵜呑みにしてはいけないとはわかっているけれども、むこうの生徒はみな、日本人はひどいやつだ、という気持ちをもっているのだろうか、と多少なりとも不安は感じましたが、中国や香港の生徒がいまの我々をどう思っているのかはとても興味がありました。しかしながら、そんな不安とは裏腹に、ついた初日からさっそく、格闘技ならなんでもできる香港出身のドミニクというかなりフレンドリーな友達ができました。

行事は、まずはお互いを知るための「信頼構築ゲーム」にはじまり、自分の国の言葉・文化経験を教えあうセッションや文化的ステレオタイプ・マスメディアと偏見について学ぶセッション、尖閣諸島問題についての議論など、UWCの卒業生であるオーガナイザーのみなさんが時間をかけて必死になって考えてくれたおかげで、7日間経験したすべてのセッションが濃密で非常に有意義なものでした。その中でも僕にとっていちばんおもしろかったのは、参加者が持ち寄った教科書をもとにタイムラインを作成し比べあうという、歴史タイムラインセッションです。意外だったのが、日本はとても悪いことをした、中国側は完全なる被害者なのだ、というように感情的な教科書が1冊存在したが、あとのものはすべてニュートラルに書かれていたことです。さらに、これは今考えてみると当たり前だったのかもしれないですが、中国や香港の生徒は、昔日本の政府はひどいことをしたということをしっかり習っているけれども、いまの僕たち日本人に対してまったく嫌悪のような感情は抱いていないということでした。ぼくたち日本人の生徒もおなじです。さらにこのセッションでは比べてからさらに議論が発展します。おもしろいもので、日本、中国、香港で同じ時代のタイムラインをつくってみても、事件に関する詳しさの濃淡が出ます。極端な話だと、中国の教科書だと約1ページにわたり詳述してある記事も、日本の教科書だと3文程度しか書いていない、などというものです。そこで、解決方法をみんなで話しあうのです。これもまた刺激的でした。

素晴らしかったのはオーガナイザーが用意してくれたセッションだけではありません。夜になり、その日のすべてのセッションが終了すると、生徒たちは一つの部屋に集まります。そして質問ゲームやものまねをしたり電気を消してこわい話をしたりして出身国にまったく関係なく全員でわいわい楽しみました。後輩のU君なんかはチャイナドレスを身にまとっておちゃらけるものですから大笑いでした。時には、おなじバディーグループの子2人とライフについて語りあって気づいたら2時になっていたなどということもありました。1週間というとても短い期間でしたが、この会議は濃密で、できた友達は、国のことについての話から、楽しい話までさまざまなことに語りあえる最高の友達です。


日中青年会議参加者の声

新しい友達、新しい考え方 


                 5年  児山拓大                




僕は今年の夏、SJYC(日中青年会議)という香港でのプログラムに参加してきました。UWCの学生たちの主催する、日本、中国、香港の生徒を交えての7日間の留学プログラムです。直接の交流を通じ、日中間の関係を考え直そう、という目的で行われています。一週間を通じて、現地のUWC生たちを中心に毎日活動を行います。信頼関係構築(trust building)から始まって、教育(educational difference),歴史、偏見(stereo type)やメディアの役割(media bypass)、尖閣諸島問題などさまざまな核心に触れる問題について語り合い、密度の高い日々を過ごします。また加えて香港での小旅行や、博物館への訪問、外部講師を招いての英語での講義など、実体験を伴う活動も多く行われます。


このプログラムの良い点として、?留学生同士の身近な関係 ?様々な企画がとても考え抜かれていることが挙げられます。


現地では、バディグループと呼ばれる日中生徒混合の単位で行動しました。全員が十代であり、興味のあることも、嫌いなことも全部同じです。毎日の反省会を通じて「今日のディスカッションは面白かったね」と話し合ったり、でも時には「あの講義はとても眠かったなあ」という発言に皆で盛り上がったりしながら、あっという間に友達になることができました。

様々なことを通じ、別れる直前には一週間とは思えないほどの関係がグループの中で築かれていました。香港への小旅行ではグループ内の香港人が中心となり、日本語のガイドブックを皆で必死に英語に訳しながら予定を立てました。当日、行った先のゲームセンターにはなんと日本語の機械ばかりがおいてあり、今度は日本人が説明を聞いて操作をしました。このような体験が、国の違いなど僕たちにとってはなんてことはないのだ、ということを実感させました。今でも、僕は彼らと手紙のやり取りをしています。そしていつでも、中国や香港と聞くと彼らの顔がすぐに思い浮かぶのです。短い期間ながら築き上げた友情は、世界を見る視野を大きく広げてくれました。


また滞在中は毎日UWC生、卒業生が企画する様々な活動が行われていきました。それぞれ各国の特長や違いを上手く捉える良い機会となりましたが、そのすべては本プログラムの後半に予定されている「尖閣諸島問題についてのディベート」に向けての準備ともなっていました。例えばその下準備として、「歴史認識」の活動では互いの国の教科書を持ち寄り、具体的な違いとその理由について話し合うことが前もって行われていました。

しかしいくら互いのことを知っていても、僕は尖閣諸島問題においては疑心暗鬼にならざるを得ませんでした。僕も実際にディベートを行う前は、「どちら側も自分の言い分に自身があるし、議論が平行線になってしまうのでは」と思っていたのです。しかしいざディベートをしてみると、この議論の本質はもっと別のところにあるということに気づかされました。

ディベートは日中混合のチームで行われ、日本人生徒が中国側であることや、またその逆の場合もありました。さらに単にひとつの側面から問題を見るのではなく、それぞれの国に漁業、経済、そして政府が存在することを念頭に置き、各国の中で3つの組に分かれて主張を行っていきました。もちろん結論は簡単には出ず、最終的に全員が合意できたのは「このまま互いに主張すれば互いに一進一退のままだ、どちらかが賢く着手すれば」ということだけでした。この決断はむろん納得の行くものではありませんでしたが、現実として妥協を重ね、必死で出したのがこれだったのです。

僕たち若い世代が議論するとき、主題の真偽は時に重要ですが、多くの場合それでは前に進むことができません。このディベートで一つの合意点を見つけ出したことで、僕は自分たちそれぞれの中の可能性に気づくことができました。最初から相手にしないのではなく、(自分の主張を持った上で)相手を尊重すればより良い結論が導きだせるかもしれないのです。このディベートの考え抜かれた進行方法が僕のように多くの参加者に新たな発見を与えたのではないかと思っています。


交流のきっかけを作るところから、ディスカッションをしながら知識を得て、そしてもっと大きなものに気づかせるところまでこのプログラムは考え抜かれていたように思います。


このひと夏の貴重な体験ができたことに、とても感謝しています。


 


日中青年会議参加者の声

Inspiration from new friends


                                                              Takuhiro Koyama


This summer, I participated in Sino-Japan Youth Conference (SJYC) taken place in Hong Kong. UWC students organize this program annually, and Japanese, Chinese,   and Hong Kong high school students stay in Hong Kong UWC for a week. The purpose is to rethink about relationship between Japan and China through direct youth interaction. The UWC students planed many activities like Trust Building, discussion about Educational, Historical Difference, Stereotype, Media Bypass and Senkaku Islands Dispute spending one whole week. In addition, we also had onsite experiences such as a short trip to Hong Kong, a visit to a museum, and a lecture with a special instructor.


I found this program worth joining especially in two points. ?Close relationship among international students, and ?Thoughtfulness of each activity and the whole program.


Students spent a week with a small Japanese-Chinese mixed unit , called buddy group.

Because all of the members were teenagers, our interests and indifference were very similar. It didn’t take so long time to become friends with each other through everyday evaluation meetings by talking about a day’s schedule like “What do you think about today’s discussion?” or sometimes “I felt so sleepy during the lecture”.

After having many discussions and interaction, all of us had built a strong connection in each group. When a short trip to Hong Kong was scheduled, mainly Hong Kong students took initiatives and made plans,   working hard with everybody on translating a Japanese guide book into English. On the trip day, there were several game machines talking in Japanese in a game center to my surprise. This time, Japanese students listened to instructions and used the machines. These kinds of experiences made me notice that the difference of nationality, race, and culture is not a big barrier for us. Still, I exchange letters with them. Whenever I hear news about China or Hong Kong, I feel sympathy pondering how my friends are doing. Strong friendships built within a short term have changed my vision to the world.


During the stay, there were various activities held by UWC students and graduates everyday. Of course, each of the activities was a good chance to capture the feature of other countries, but also they were provided as preparations for the debate about Senkaku Islands Dispute, which was held in the last half of this program. For example, we discussed Difference of Historical Awareness the day before as a provision, with history textbooks brought from our own countries and a talk on differences of these pictures.


But even if we knew well about each other in those preparations, it was difficult to help doubting the other side about Senkaku Problem especially due to having each country’s local information. Before the debate, I actually thought “Both sides feel confident in their own evidence. It will be hard to argue a point”. Therefore, after having arguments, I was surprised to find that the essence of this theme was not what I expected.


The debate was performed with Japanese-Chinese mixed teams and it was usual for Japanese or Chinese students to be put in the other country’s side. Since the aim was not looking at the problem only from the one side but solving it by taking into consideration the existence of the government, economy and agriculture each group had these three sections in one country. It was hard to make an agreement, and at the end, our definition was “It is not clever to argue this problem, but better for one country to have compromise and be thoughtful”.


When a teenage generation like us has a discussion, the authenticity of the theme is important, and we cannot make a good use of our abilities. By defining one agreement in this discussion, I learned to think about our possibilities. Not refusing the opposite side completely, but respecting them with your own insistence could be one way to lead a better definition. I think the thoughtfulness of this whole program, especially the way of proceeding in the last debate might have led other participants to new discoveries.


Starting from making chances of students’ interaction, this program held discussions for knowledge and lastly led participants to new discoveries. Now, I want to give thanks to this unforgettable experience in one summer.



 


 


 AIU高校生国際交流プログラム参加者の声

My Best Summer !!! 【2期生 青木健太朗】

2011年夏、僕はAIU高校生国際交流プログラム(HSD2011)に参加しました。このプログラムは日米高校生の心と心の交流を大きな目的とし、強い絆を作ることを目指しています。また、このプログラムではAIU保険会社、フリーマン財団からの全額奨学金が受けられます。主なプログラム概要としては、HSDの場合、日本人高校生40名が渡米をし、約2週間の間、ワシントン・ニューヨークでのツアー、そして3日間のホームステイが行われ、最後はプリンストン大学にて日本人生徒40名・アメリカ人生徒40名が10日間を共に過ごします。このプログラムでは、プリンストン滞在中、それぞれの生徒が1対1のルームメイト計40組を形成するため、1人の外国人との距離がとても縮まります。また、USHSDというプログラムもあり、これは日本国内にアメリカ人生徒を招いて共に生活するというものです。僕はHSD2011に参加しましたが、去年のHSD2010には1期生の中山詩文さんが参加しました。 さて、ここからは僕がこの夏体験した事を綴ろうと思います。去年の冬に先述した中山詩文さんが皆の前で彼のHSDでの経験をプレゼンテーションし、2期生へHSD2011への参加を促していました。当時、そこまでHSDに参加しようとも思っていませんでした。今思うと、自分がアメリカで通用するのかと迷い、日本の中で人生を完結させようといった考えで、海外へ踏み出す勇気が無かったのかもしれません。しかし、試験を通過していく中で、だんだん「行くんだ」という気持ちが強まってきました。もちろん自分の気持ちだけで試験は乗り越えられませんでした。英語科の先生をはじめ、フロアマスターの方にも全力で協力してもらい、見事に2次選考を通過する事ができました。そして、プログラムが始まり、日本人生徒40名で数時間、話しているだけで、彼らのモチベーションの高さや考えに刺激を受け、自分が参加したプログラムの凄さを改めて痛感しました。渡米した後は予定が綿密に組まれており、自由時間はほとんどありませんでした。しかし移動中のバスなどを利用して、将来の夢や日本が抱える様々な問題についてディスカッションを繰り返したり、時には下らない話で盛り上がったり、僕達の距離はかなり近くなりました。一方ツアーでは国連の総会中に議会の中へ入ったり、ニューヨーク証券取引所の中へ入ったりしました。ツアー中には様々な日本との文化の違いを発見しましたが、一番印象深いのは国旗の多さです。そこに僕はアメリカ人の強い愛国心を感じました。プリンストンに行ってからはさらに予定が綿密になっていましたが、それだけ充実した日々を送れました。プリンストンで行ったアクティビティーとしては、ハローウィーン・デートナイト・Japanese Festival・ダンスパーティ・ディスカッションなど様々です。毎日1対1でディスカッションを行い、その度に相手への理解が深まりました。また、10人ほどでディスカッションを行ったときも日本人・アメリカ人関係なく全員が意見を言い合っていて素晴らしかったです。

このプログラムを通して、日本人・アメリカ人にそれぞれ色んな人がいました。英語が上手く話せないからこそ、ジェスチャーを多用している生徒・やたらに元気な生徒・自分の考えを誰よりも強く持っている生徒・素晴らしい夢を持っている生徒、まさに十人十色です。僕はメチャクチャな英語でしたが根気良く話していると相手も理解してくれましたし、どんな人とでも心から話せましたし、だからこそみんなが僕に笑顔で振り向いてくれた、最高でした。このプログラムでは日本人とアメリカ人の間に強い絆が生まれました。1人、英語があまり上手く喋れずに、ルームメイトとのコミュニケーションに苦労し、いつもギクシャクした関係の日本人生徒がいました。しかし、彼はプリンストン中に積極的にルームメイトに話しかけ、聞き取れなかった会話は繰り返してもらったりしていました。その結果、だんだん仲が良くなっていき、最終日には彼が皆の前でアメリカ人スタッフへ感謝のスピーチをしていた時、彼は涙で思わす、言葉に詰まってしまいました。もちろん生徒全員で応援しましたが、それ以上に彼のルームメイトが前へ出て、彼を全力で「がんばれ」と、ハグしました。そこで思わす、僕も涙してしまいました。日本に帰ってきて、HSDに参加した生徒とずっと連絡を取り合っていますが、寂しい気持ちは抑えられません。僕は今、「日本の良さ」とは何だろうと真剣に考えています。日本を知る事が国際交流の第一歩だと思い知らされたからです。また、全額奨学金だった分のお金を何らかの形で社会に返済する事が、今後の僕らの義務だと思います。そう考えると、1期生の中山詩文さんが僕を誘ったのもその一部です。自分はこれから何が出来、何をすべきなのか見えた事から、一つ一つこなしていきたいと思います。僕を支えてくれた皆さん、本当にありがとうございました。


AIU高校生国際交流プログラム参加者の声

僕の一番の夏 【2期生 川端真至】


私はこの夏休みに、AIU米国高校生国際交流プログラム(USHSD2011)に参加してきました。このプログラムは私たち日本人高校生20名が、来日した米国の高校生を、高校生外交官として受け入れるというものです。毎年夏の約10日間、研修センターで米国高校生との共同生活を通して、日米相互の文化交流を図ります。このプログラムの大きな特徴といえるのが、参加費を全てAIU保険会社に負担していただけるということです。そのため、プログラムに参加するためには、試験を突破しなければなりません。1次試験は書類審査で、「どのようなチャレンジがしたいか」、「このプログラムの経験をどのように将来に活かしたいですか?」、「自分は高校のクラスの中でどのような存在ですか」の3つについて書きます。2次試験は東京のAIU本部で行われ、メインは面接試験で、日本語面接と英語面接の両方が行われました。その他にも、英語の能力テスト(リスニング、ライティング)やグループディスカッションなども行いました。準備の段階で一番大変だったことは、やはり今まで受けてきたような試験とはまったくものが違うという点でした。私が今まで受けてきた「試験」は、中学入試や学校のテストなど、範囲が決められていてその中身を覚えれば点が取れるようなものばかりでした。しかし、このAIUプログラムの試験はそういったものではなく、どれだけ自分のことを理解していて、どれだけ自分の意見をいうことができ、自分らしさを発揮できるかを問われました。それは、面接時だけではなく書類審査の段階でも深く見られるので、最初から2次試験合格までひたすら自己分析を重ね、自分とはどういう人間で、自分のよさとは何なのかなどを、自分に問い続けていました。また、先生方に英語での面接指導をしていただくなど、学校からの支援も大きな意味がありました。

プログラムの内容はとても充実しており、主に行ったのがディスカッションです。アカデミックな内容を英語で議論しなければならず、とても大変でしたが、充実した議論をすることができました。今回私がこのプログラムで議論したテーマは、「先日発生した東日本大震災への支援とそれに伴って見えてきた原発問題」と「先進国が今後どのように発展途上国を支援していくか」の2つです。これについて深く議論し、1つ目の原発問題の議論のときは、アメリカ人は広島と長崎に落とした原子爆弾についてはどう考えているのかなど、この議論を通じて彼らの価値観などにも触れることができました。普段私たちは日本史の授業などでこの原爆の話については勉強しますが、そのような机の上の勉強では見えてこない部分を学ぶことができたのではないかと思っています。また、発展途上国への支援の議論のときには、アメリカ人高校生の国際情勢に関する関心の高さを知ることができ、自分たちがいかに世界のことを知らないのかを痛感しました。この体験は今後自分がいろいろなことについて学んでいく上で、きっと良い影響を与えてくれるものだと信じています。また、このようなかたいディスカッションだけではなく、アメリカ人とともに楽しい時間を過ごすことができるようなイベントもたくさんありました。たとえば、「American Day」ではアメリカ人高校生が私たち日本人生徒に、アメリカの国民の祝日の紹介をしてくれました。この「日本にいながら、留学したような経験」はきっと自分の人生を豊かにしてくれるものになったに違いありません。この貴重な経験を、これから自分の周りの人にフィードバックしていくことで、自分だけの経験にとどめないようにしていきたいです。


AIU高校生国際交流プログラム参加者の声

忘れられない思い出 【2期生 鈴木雄策】


僕はこの夏、「AIU高校生国際交流プログラム」に参加してきました。このプログラムはアメリカの高校生をホストとして迎え、10日間共に過ごすというもので、英語でのディスカッションから、互いの国の文化を紹介する「Japanese Day」や「American Day」、比叡山へのハイキングやプロムなどさまざまな活動をしました。

僕はまだ外国に行ったことがなく、授業以外ではネイティブの人と話したことがなかったため、正直とても不安でした。しかし、いざ彼らと会って生活を共にすると文法を頭で組み立てる時間はなく、間違っていてもなんとかして伝えないといけない、という思いから、なんとかコミュニケーションをとることができました。例えば「自動販売機」と言いたかったときに、「自動販売機」という単語が分からなかったのですが、「The machine which we can buy juice with.」などと無茶苦茶ながら必死で言葉をつないで自動販売機のことを説明しました。向こうも、こちらがネイティブランゲージでないことを知っているので一生懸命理解してくれようとしてくれるのでなんとか伝わり、僕もそこで「vending machine」という新しい単語を覚えることが出来ました。そうやってなんとかして伝える、ということは、いわゆる受験で使う英語とは違うかもしれませんが、喋る能力の上達には繋がった自信があります。ディスカッションでは、発展途上国への支援や原子力にかわるエネルギーについてなど、テーマは難しかったのですが、アメリカ人生徒のサポートもあり、自分の意見を英語で言うことができたのは自信につながりました。けれど同時に、自分の知識の未熟さを思い知らされました。というのも、アメリカの生徒は皆知識も豊富で、かつ自分たちの意見をしっかりと持っていたのにも関わらず、僕は乏しい知識と受け売りの意見しか持っておらず、恥ずかしく思いました。そして、将来戦わないといけない相手というのも見えた気がしました。そもそも僕がこのプログラムに参加したのは、さまざまな価値観に触れたいという目的でしたが、その目的は達成できたと思います。アメリカ人と原爆について話すのは、日本人との議論とはまったく違う意味を持つと思いますし、実際に話してみると大きな偏見があったことに気づかされました。このプログラムでは、各生徒にルームメイトが決められており、ペアとなって行動することがほとんどです。ほとんどすべての時間を彼と過ごすため、その関係は特別なものになります。お互いに口数が多い方ではないので、初めのうちこそ少し気まずかったりしたのですが、次第に打ち解けていって、夜中までいろいろなことを語り合いました。短い期間でしたが、彼とは本当の意味で友達になれたと思います。しかし、やはりもっともっといろいろな話をしたかったと言うのが本音です。彼とはこのプログラム限りで終わる関係ではないと思っているので、次会うときにはもっと英語の力をつけて会いたいと思っています。忘れられない貴重な体験の出来た夏だと思います。




高校生国際シンポジウム参加者の声

本当の国際交流 【2期生 森 揮】


僕が今回のシンポジウムで最も衝撃を受けたのは、中国・韓国の生徒と話した内容です。ある日のディスカッションで、数年前に日本で起きた中国の毒入りギョーザについて言及した僕らは、中国人の女子生徒から反論をうけていました。議論の場ではその件はそのまま流れたのですが、もっと深い議論をしなければと思い、その後すぐに彼女に話しかけました。もちろん、英語でです。そこでまず互いに認識できたのは、「反日・反中などと言うが、決して国民全員がそんな感情を抱いてるわけではない」ということ。そこに韓国の生徒も加わり、互いの国が互いに持っている思いを話す場ができました。「独島が・・・・」「尖閣諸島が・・・・」ずっとそんな事を話していましたが、皆各国の事実を述べているだけで、そこに「反日」などという感情は微塵も感じられませんでした。どこの国の生徒もきちんと勉強していますから、南京大虐殺だとか韓国併合だとか、そういう事があったという歴史的事実は知っています。でも、僕らはそれを生で体験したわけではありません。経験していないのだから、(僕らの世代に限ればの話ですが)日本を、中国を、韓国を、恨み憎むといった感情は生まれるはずがない。だからこういう議論をしていても歴史的事実の羅列になってしまう。中国・韓国の生徒とディスカッションをして、最後にでた結論がこれでした。シンポジウム中で最も嬉しかったのは、最終日のクロージング・セレモニーで海陽の代表生徒がしたスピーチに、シンポジウム中最大の拍手が送られたことでした。「この素晴らしいシンポジウムで出会った素晴らしい仲間たちが、将来グローバルに活躍し、国際社会でもう一度集うことができれば、素晴らしい国際協力が実現できるはずだ!」彼は大体こんなような事を言っていた気がします。「竹島は俺たちの・・・・」「いや尖閣諸島は我々の・・・」国家の上の方でそう主張している大人たちは、通訳を介さず、共通の言語で互いの思いを主張したことはあるのでしょうか。領土問題も歴史の問題も、大人たちが、少しだけ次の世代に思いをあずけてくれれば、何かが少しだけ前進するかもしれません。国際シンポジウムを通して、また最後のスピーチへの惜しみない拍手を聞き、そんな感想を持ちました。


 


GAPイヤー生との交流 【1期生:川村将矢】


 


僕は3年生の時、ギャップイヤーで海陽に滞在していたケンブリッジ大学のニッキー君に、ハウスでの夜の時間を利用して数学を教えてもらっていました。その講義はごく少人数で、僕と同じく数学に興味のあるN氏と僕の2名だけが参加しておりました。ニッキー君曰く「ケンブリッジの勉強方法もこんな風に少人数のグループで行う」とのことで、短い期間でしたがケンブリッジ流の非常に濃度の高い数学の授業を体験することが出来ました。数学を英語で学ぶというのは、「ただでさえ難しい数学を、よりによって英語で学ぶ」と否定的に表現されうるようなものでは決してなく、むしろ利点のほうが多いくらいです。というのも日本語と英語では文の語順が大きく違っており、数学的に論理展開するには英語の語順のほうがスムーズに表現でき、かつ自然に頭に入るからです。また、普段日本語で学習することに慣れていると、英語で学習するときはあらゆる物事が新鮮に感じられます。さらに同じような事柄も違った側面から見ることができて、目から鱗が落ちるようでした。このようなことは数学に限らず学問一般について当てはまるだろうと思います。ニッキー君の講義を通して、英語での学習が大変有益なものだと実感できました。


 “I want to go to Kaiyo Academy!”【1期生:植田龍也】


That was how everything fell into place. At the midst of my public junior high school semester, I remember finding out about Kaiyo from my parents. Although I was planning to go to another high school, and I had the entrance exam coming up, this was what I said when I was asked about coming here. Couple of months later, I had a meeting with the former principal, Mr.Izuyama, who told me that I was accepted to Kaiyo Academy. To this day, I still remember my appealing to him that I was capable of catching up and exceeding my classmates during my meeting.


From September 2008, I started my new school life and dormitory life as a Kaiyo student and became a member of the Kaiyo family. I was enrolled in House D which consisted of many talented and friendly individuals. Since my housemates were very kind, I was able to quickly learn the ways of the academy. With supports from my helpful housemates, I was never pushed aside or treated as an outcast. I also spoke in English with the other returnees which contributed to my maintaining of the English ability. My housemaster was Mr. Kondo who is the current housemaster of the House G. He is a respective teacher capable of discussing highly intelligent matter and at the same time, a returnee and a graduate of an American Business school, who he helps me a lot with my English studies. SES, a meeting which is held in Mr. Kondo’s room, is a place where returnees exchange opinions freely on various subjects. I am very thankful to the people that kindly accepted me and I am happy that I had the opportunity to join the school in the middle of my 3rd year in junior high school..  I think Kaiyo is the one and only boarding school that is best suited for students to grow mentally and become a truly international and independent individual.


AIU高校生国際交流プログラム参加者の声

国際交流プログラムに参加して・2010年8月【1期生:牧野直人】


僕は夏休みを利用して、AIU米国高校生国際交流プログラム(USHSD2010)に参加しました。このプログラムは日本を訪れる米国高校生のホストとして10日間を共に過ごすというもので、参加費はスポンサーのAIUにご支援いただけるというのが大きな特徴です。そのため、プログラムに参加するには選考を受ける必要があり、一次選考は自分がプログラムでどんなことをやりたいのか・自分はどのような人間なのか、等を書く書類選考、そして二次選考では実際に東京に行き(この際にも交通費が支給されます)、英語のリスニング、ライティングの筆記試験やグループアクティビティ、日本語・英語での面接等といった内容です。僕は、一次選考では自分の担当の金子フロアマスターに僕の書いた文章を本当に丁寧に添削していただいたり、二次選考の面談に際しても、実際に英語の面接の練習をしていただいたりと、先生方のご指導もあり、無事選考を通過することが出来ました。プログラムの内容としては日米互いの文化の紹介や体験、ディズニーランドへの遠足、平和や自分の価値観についてのディスカッション、ダンスパーティーなど盛りだくさんの内容でした。期間は事前合宿を含め13日間という短い期間でしたが、単なる異文化交流ではなく、いろんなバックグラウンドがある人たちの様々な考え方に触れることができたのはとても興味深い経験でした。たとえば、平和についてのディスカッションの際、ある日本人がたとえ戦争があったとしても自分の周囲の人に何の問題も無ければ、つまり、戦争が自分やその周りの人に害をもたらすことがなければ、自分はそれで良い。という意見を述べていました。それに対してアメリカ人からは、平和のために命を懸けて戦っている人たちの存在を無視するべきではない、という反論があり、そこにはやはり国に軍隊があって、実際に国のために戦い命を落とす人がいるアメリカと第二次世界大戦以降大きな戦争や紛争を経験していない日本との大きな考え方の違いがあるように思われ、いろいろなことを考えさせられました。このようにいろんなものの考え方、価値観に触れることが出来た、という他に新たに多くの人たちと友達になれたのも大きな収穫でした。プログラムに参加した日米39人の生徒と友達になったこと、特にアメリカ人の友達を持ったことで本当に自分の世界が広がり、視野が広がったように感じます。やはり、全寮制という学校の性質上、寮生活を通じて深く濃い人間関係を築くことができるのは大きなメリットだと思いますが、一方で様々な人たちを交流する機会がなかなか無いのも事実ですので、僕にとっては貴重な体験でした。プログラムが終了してからも日本人同士で集まって食事をしたり、アメリカの生徒ともメールやスカイプでコミュニケーションをとりあったりと現在も交友が続いており、そういった友人から刺激を受けながら日々の生活を送っています。


AIU高校生国際交流プログラム参加者の声

17年の人生、最高の夏 2010年8月  【1期生 中山詩文】

この夏、僕はAIU高校生国際交流プログラム(HSD2010)に参加しました。これは、日本の高校生数十人が、AIU保険会社のご支援の下、一ヶ月弱、渡米をしてワシントンDCやNYのツアー、ホームステイ、そしてプリンストン大学でのエクスチェンジプログラム(現地の高校生との交流)を行うというものです。交通費や宿泊費、食費や教材代など、そのすべてが免除されます。後半のプリンストン大学のプログラムに参加した米国側の生徒の中から、選考されたメンバーが、翌年、日本で同じようなツアー、ホームステイ、エクスチェンジプログラムに参加します。このエクスチェンジプログラムが、本校の牧野君が参加したUSHSDというプログラムに当たります。牧野君が前述したように、HSDにも1次審査と、2次試験があります。内容はUSHSDとほとんど同じなので説明は割愛しますが、僕も牧野君同様、学校の多くの方々の支えがあって、合格することが出来ました。1次の書類審査は、多数の先生方にチーム体制で指導していただき、締め切りのぎりぎりまで添削を繰り返しました。2次試験対策としては、同じくUWCの2次対策をしていた本橋君と一緒に、先生方や、当時在校していたGAPイヤー生の方の協力の下、英語と日本語での面接の練習、ディベートやディスカッションの訓練をさせていただきました。

 前置きが長くなりましたが、HSDのプログラムに参加して経験したことなどについて、少し書かせていただきたいと思います。前述したとおり、ツアー、ホームステイ、エクスチェンジプログラムからなるもので、前半のツアーでは、DCやNYの名所の観光のみならず、UNで実際に会議中だった総会や、議員図書館、IMFの内部など、普段は絶対入れないようなところを数多く見学させていただき、また、現地の職員の方のお話を聞かせていただいたり、ディスカッションなどもしました。魅力的な経験でしたが、ツアー中で最も印象的だった思い出は、移動のバスの中で、同じ日本側の参加メンバーたちと時間をすごせたことです。馬鹿な話しをして盛り上がったり、自分の夢や、ツアーで訪問した地についての感想など、真剣なことを熱く語りあったりする中で、僕たちは本当に短期間でありながら、ただの友人を越える、熱い信頼関係を築き上げることができました。ホームステイでは、日本側参加者が各々ばらばらになって、それぞれのホストファミリーと生活します。ここは、米国の生の日常生活を体感でき、とてもいい経験になりました。そして、醍醐味のプリンストン大学でのエクスチェンジプログラム。日本側のメンバー渡米前から連絡を取っていたそれぞれのルームメイトと、プリンストン大学で衣食住をともにします。プリストン大学での生活は、本当に、毎日の一秒一秒、そのすべてが充実していました。午前中は授業、そして午後はダンスパーティー、仮装大会、ミュージックリサイタル、デートナイト、スポーツデイなどの数多くのアクティビティー。また、渡米の3ヶ月前から準備していたフェスティバルやプレゼンテーションでは、お互いの文化を紹介しあい、ディベートやディスカッションなどで、お互いの意見をぶつけ合いました。ルームメイトや、他の米国側メンバーとの思い出も、とてもすばらしいものでした。すべてが最高の思い出で、何を書いていいのか分からないほどです。その中で、少しばかり、印象的だったことを書いて、文章の終としたいと思います。初めのころは仲良く過ごしていたルームメイトですが、文化の違いや、考え方の違いもあってか、小さな食い違いが積もって、彼と上手くいってないころがありました。「日にちがたつとルームメイトとギクシャクすることがある」と聞いてはいましたが、自分はルームメイトと楽しく過ごせる自信があった分、辛くてつまらない毎日を過ごしていました。カウンセラーに相談することも考えましたが、ある日の午後、ルームメイトとふたりきりになり、つたない英語ではありますが、自分はどうしたいのか、どうしてほしいのか、どう思っているのか、ということを、必死に、時間をかけて彼に説明しました。彼も耳を傾けてくれて、彼自身の話しもしてくれました。最終日の別れのときに、涙の一滴も流せなかった僕は、このときばかりは泣いてしまいました。

 このほかにも、自分の体格が大きくて、肌の色が黒いから、日本人の参加者に怖がられているのではないか、と悩んでいた子の相談に乗り、「日本人はなぜすぐに謝るのか」についてや、スタッフに対する愚痴などに、どんどん話が脱線して、23時の消灯を超えて1時ごろまで語り合った思い出もあります。短い間ではありますが、日米のメンバー、特に米国側の参加者とは、越えられないように思えた文化や人種の壁を乗り越えて、一生続くような友情を創り上げることが出来ました。ここで得たすべての経験が、法曹界を目指すという僕の決心を固いものにし、今の僕へと繋がっています。参加メンバーとは、帰国して2ヶ月たった今でも連絡を取ったり、会ったりしています。まだ短い17年の人生の中で、最高の夏をすごしました。本当にありがとうございました。 


United World College参加者の声

ピアソンカレッジで1か月を過ごして 2010年10月 【1期生:本橋将志】


カナダについて一か月が過ぎました。不思議なことにもう長い間カナダにいるような気がします。僕が通っているピアソンカレッジはバンクーバー島のビクトリアにあり、海と森に囲まれていて自然豊かなところです。その中で約90ヶ国から集まった仲間と非常に充実した日々を過ごしています。朝は7時半に起床し、すぐに朝食を済ませ8時から授業を受けています。ピアソンでは午前に3コマの授業、午後に1コマの授業(水曜日は午前4コマのみ)です。そのあとはアクティビティーまたは自由時間があり、夕食は5時半からです。夕食後は自由時間です。この自由時間内にシャワー、宿題、メール等をしています。僕は図書館で友達と一緒に勉強することが多いです。ピアソンでは宿題が多く、先日は第一次世界大戦の原因について1500字でエッセーを書くという宿題に時間を費やしていました。もちろん勉強だけではなく、キャンパスを歩きながら話したり、音楽をかけて踊ったりしたりするので、寝るのは12時から2時の間になってしまっています。この時間が友達と触れ合う機会が多いので、毎日楽しみにしています。僕の寮のルームメイトはアメリカ、南アフリカ、フィジー出身の三人です。信頼できる仲間で一緒に外食や料理をしたり、話したりと楽しい時間を過ごしています。現在は四人でルームダンスを創ろうとしています。寮単位で行事があるのですが、それらは生徒が主体的に行動して楽しむという点で海陽後期課程のハウス行事と非常に似ていると思います。UWCの授業はIB(インターナショナル・バカロレア)のカリキュラムに基づいています。僕が受講している教科は日本語(母国語)、英語、スペイン語、数学、歴史、生物、TOK(Theory of knowledge)です。まだ授業が難しい時期ではないという理由もありますが、UWCに来て海陽の授業の質が良さを実感しました。特に理系科目のレベルの高さを感じました。海陽で勉強をしていたことが力になっていることは疑う余地もありません。ただ授業は日本と全く異なっています。例えば、歴史の授業では現在第一次世界大戦(WWI)の勉強をしているのですが、生徒数人でチームを作り、それぞれのチームがWWIに関連している国の代表となり、WWIの原因についてディベートしました。また生物の授業で生態系を習っているのですが、灯台にいってトドやラッコを観察したり、森の中を歩いて動物や植物を観察したりしました。。このように授業は非常にユニークです。

アクティビティーはダイビング(週2回)、インターナショナルダンスと老人ホーム訪問です。ダイビングでは、それについての知識を増やしている段階で、まだ実際にダイビングをしていません。インターナショナルダンスではアイルランドの民族ダンスを学びました。あと数週間でラティーノの人たちが異文化理解のために開催する行事があるのですが、その行事でラティーノのダンスをすることになったので、現在はその練習をしています。老人ホーム訪問ではちょっとしたゲームをしたり、紅茶を飲みながらお話したりしています。日本に興味を持っている方が多いので、日本について話すことが多いです。このように日本では体験できないようなことをさせていただいていることに非常に感謝しております。ピアソンに来て感じたのは、海陽学園もピアソンも未来をさらによくするという高い理想を持っており、それを実現するために努力しているということです。海陽生は誇りを持って勉強、部活そしてさまざまな行事で活躍してください。本当に自信を持っていいと思います。またこの一か月で今まで以上に自分が日本人であるということを誇りに思うようになりました。日本は日本人、文化、歴史、経済など素晴らしいものを持っているのだとつくづく感じます。周りには十人十色の才能をもった人がいるので、自分の無力さを感じるときが結構ありますが、無力ながらもよりよい世界をつくるために行動します!ピアソンでの二年間が自分の原点になることは間違いないです。このような機会をいただいていることに感謝をして、毎日を充実させようと思っています。